万が一に備えたAEDの設置
当院では、急病や体調不良に備えて、AED(自動体外式除細動器)を設置しています。突然の病気やけがが当院の待合室や診療室で起こる可能性も考慮し、スタッフが応急手当の講習を受け、AEDの重要性を理解した上で導入しました。
これにより、患者様が安心して治療を受けられる環境を整えております。万が一の際に、当院内でAEDが使用されることを知っていただければ幸いです。
AEDとは?
AED(自動体外式除細動器)は、心停止時に電気ショックを与えて命を救う装置です。傷病者の心臓のリズムを自動的に判断し、必要に応じてショックを与えます。一般の人でも簡単に使用できるよう設計されています。救急車が到着するまでの間、救命の為の迅速な対応が可能です。
応急手当の重要性
これまでAEDの使用は医療従事者に限られていましたが、現在では一般の方々にも使用が認められています。このため、急な体調不良にも迅速に対応できるようになりました。
命を救う為には、以下の3つの対応が重要です:
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迅速な119番通報と応急手当
まず、現場にいる方が迅速に119番に連絡し、できるだけ早く応急手当を開始することが必要です。 -
救急隊員による高度な応急手当と搬送
救急隊員が到着後、高度な応急手当を行い、必要に応じて病院へ搬送します。 -
医療機関での適切な処置
病院での治療により、患者の命を守るための適切な処置が行われます。
特に、心臓疾患(心筋梗塞や不整脈など)により突然心停止が起きた場合、心肺蘇生(人工呼吸、心臓マッサージ)とAEDによる電気ショックを迅速に行うことが命を救うためには非常に重要です。